海外でライブを見るという選択肢
来日公演は一極集中状態
私は洋楽(BritpopとかUKロック)が大好きなんだけど、来日しても東京公演オンリーなのが多すぎない?って思うことが増えた。
大物アーティストや日本では無名だけど海外で有名なアーティストとか…
ちょっと前は東名阪も多かったのに、名古屋を飛ばされ東阪になり、最後は東京だけになる。サマソニでも東京だけ出るアーティストとかいるし、フェスでも地方格差!?
音楽ビジネスの事情云々があるんだろうけど、やっぱりハコが小さくてもいいから3箇所くらいでやって欲しいのが本当のところだ。
じゃあ、東京へ行けば解決する?
確かにそのとおり!解決だ。
しかし、地方在住者にとって土日ならまだマシだけど、公演は平日にあったりもするので、そもそも仕事だったり、日帰りが出来なかったりとハードルが高い。
もちろん交通費も負担だ。私は中国地方に住んでいるが、東京への交通費だけでも3万円以上かかってしまう。
(最後の切り札がある。深夜バスだ。予算だけが問題なら深夜バスですべて解決できるはず)
だったら近場の海外へ見に行こうじゃない
日本で見られないのなら海外だ。近場の海外へ。
LCCで4時間以内、韓国、台湾、中国(上海とか)、香港が私の思う近場の海外。
来日公演の日程で、仕事など都合のつかない場合は海外公演を選択肢に入れてみてはいいかがだろう。
試しに「MAROON5 Asia Tour 2015」スタンディング席のチケット代を比較してみると
日本 → 12,500円
(9/2 wed. at 横浜アリーナ)
韓国 → 13,533円[132,000W]
(9/6 sun.-7 mon., 9/9 wed. at Daegu Stadium, Seoul Olympic Gym)
香港 → 15,436円[NT$988]
(9/4 fri. at AsiaWorld-Expo)
価格は大体横並びで、日程的には金曜日の香港、韓国3daysが魅力的。
(余談だが、MAROON5は大阪城ホール公演がキャンセル。横浜アリーナ1dayのみとなってしまった…)
LCCだとセール価格が数百円〜数千円、正規料金でも航空会社によっては、1〜2万円くらいでチケットを取ることができ、発着場所や出発時間帯によっては、日帰りや1泊2日で帰ってこられるから、選択肢としては十分ありだろう。
私の場合、上海へ行くには高松空港へ、香港・台湾・韓国には関西国際空港を使う。各都市行きのチケットが往復20,000円以内で手配できるかを一つの基準にしており、プラス国内の交通費が1万円以内なので、合計3万円ってところだ。
時と場合によっては高くつくことも
当然、為替レートやその国の物価などでチケット代、交通費、宿泊費などかかるコストは変わってくるので注意したい。
また、チケットの受取方法でも料金が変わることがあったり、上海と北京は他と比べてもチケット代が〜1万円程度高いこともある。
いつどこでライブをやるのかを把握出来るサービス
Songkick:
好きなアーティストを登録することで、自分の近くへアーティストが来る場合、いつどこに来るかをリストアップしてくれる。facebookとSpotify、Last.fmを使っている人ならアーティスト情報をインポートすることも出来るので登録がラクチン。
Bandsintown:
基本的にはSongkickと同じだが、日本のアーティストはこっちのほうが若干多い。facebookフレンドリーで、自分のFBタイムラインや通知に公演日程が出てきたりするので、何気に便利。
Live Nation JP:
サマソニでお馴染みの「クリエイティブマン」と世界大手のプロモーター「Live Nation」が出資して出来たLive Nation JP。国内外のライブを網羅したチケット販売サイトだ。日本語で各地のライブ情報を俯瞰できるのでオススメ。
私はよくSongkickとBandsintownで情報を仕入れ、現地のプロモーターHPよりチケットを購入する。Live Nation JPは見たことはあるが使ったことはない。
最後に
もちろん日本で見るに越したことはないが、空の移動コストが下がった今だからこそ、海外ライブを検討してみるのも良いかもしれない。
日本がダメでも諦める必要はないんだよ。