九龍ジェネリックロマンス
コロナ禍で遠出できないこの連休に単行本1・2巻を読んでみた。ネタバレなし。
1巻目はよくある90年代初頭?頃がなつかしい九龍と、人物描写に引き込まれた!
ジェネリックテラという人工の地球を建設するという、SF要素もある大人ロマンスかと思って読み終わったのだけど、2巻目になると様相は一変。主人公が記憶喪失だと自覚するところから始まる。先輩との関係と記憶喪失、そして、ジェネリックテラ。
「現在進行系の時間軸」と「主人公の記憶の時間軸」がどのように変化・交差するのか楽しみ。
そして 、明日はレモンチキンを食べようと思う。
作者インタビューも見つけた。九龍城砦との出会いが「クーロンズ・ゲート」というのには大爆笑。良いですね。
九龍城砦がどんなものか?を知るには、ウォールストリートジャーナルのドキュメンタリー(2014年)がオススメ。